H2Oは、PythonやR、その他多数のプラットフォームで動きます。
前回は、H2O AutoML とは何なのか、というお話しをしました。
今回は、WindowsのRにH2Oをインストールする方法を紹介します。事前にRおよびRStudioをインストールしておいてください。
と言うことで、今回は「H2Oをインストールする(R編)」です。
Contents
Javaのインストール
H2Oを動かすにはJavaが必要です。
以下のJavaのダウンロードページからインストールしてください。
Javaのダウンロード
https://java.com/ja/download/
インストール手順は以下のFAQに記載されています。
Javaのインストール手順
https://java.com/ja/download/help/windows_manual_download_ja.html
H2Oのインストール
流れ
以下の3ステップで進めます。
- 念のため古いH2Oをアンインストール
- H2Oに必要なモジュールのインストール
- H2Oをインストール
1. 念のため古いH2Oをアンインストール
先ずは、スタートメニューからRstudioを起動します。
古いH2Oをアンインストールします。インストールしていたかどうか不明な方は、念のたアンインストールしてください。
以下、コードです。
if ("package:h2o" %in% search()) { detach("package:h2o", unload=TRUE) } if ("h2o" %in% rownames(installed.packages())) { remove.packages("h2o") }
2. H2Oに必要なモジュールのインストール
必要なパッケージをインストールします。
以下、コードです。
pkgs <- c("RCurl","jsonlite") for (pkg in pkgs) { if (! (pkg %in% rownames(installed.packages()))) { install.packages(pkg) } }
3. H2Oをインストール
準備が整いましたので、H2Oをインストールします。
install.packages("h2o", type="source", repos=(c("http://h2o-release.s3.amazonaws.com/h2o/latest_stable_R")))
H2Oの起動
最後に、インストールしたH2Oが起動することを確認します。
以下、コードです。
library(h2o) localH2O = h2o.init()
デモ(非階層クラスター分析)を実行してみます。
以下、コードです。
demo(h2o.kmeans)
以下、実行結果です。
RStudioの画面の右下にK-Means Centers for k = 10というタイトルのプロットが出力されればH2Oのインストールは成功です。
Python編
Python版のインストールは、以下を参考にしてください。
次回
次回は、H2O AutoMLで出来ることを簡単に紹介します。